SULECO社、クアンナム省に代理事務所を開設

海外実習生技術者派遣サービス株式会社(SULECO)は本日、クアンナム省タムキー市に新たな代理事務所を開設し、盛大な開所式を執り行いました。

この記念すべき式典には、クアンナム省労働・傷病兵・社会福祉局副局長のグエン・クイ・クイ氏をはじめ、SULECOのファン・ヴ・トゥアン社長、ならびに多くの関係者が出席し、新たな門出を祝いました。

SULECO代理事務所開所式典でのテープカットの様

開会の挨拶で、トゥアン社長はSULECOが1981年の創業以来、ベトナムにおける労働者派遣のリーディングカンパニーとして、人材選抜、教育、送り出しの各分野で実績を積み重ねてきたことを強調しました。

「私たちは、常に品質と信頼性を第一に考え、海外で活躍する人材育成に尽力しています。技能実習生一人ひとりが安心して海外生活を送れるよう、必要な知識、技術、語学力を身につけるためのサポート体制を整えています。」とトゥアン社長は述べました。

SULECOは現在、ホーチミン市、フエ省、クアンナム省、そして日本の愛知県に拠点を構え、グローバルなネットワークを活かして事業を展開しています。

SULECO、クアンナム省との連携強化で5,000人の海外派遣を目指す

SULECOは、クアンナム省との連携をさらに強化し、2021年から2025年の間に5,000人の労働者を海外に送り出すという共通目標の達成に向けて取り組んでいます。

ファン・ヴ・トゥアン社長は、今回の代理事務所開設にあたり、クアンナム省の多大な支援に深く感謝の意を表しました。
「クアンナム省は、長崎県との人材交流に関する覚書を締結し、SULECOにその重要な役割を委ねてくださいました。また、代理事務所の開設を許可していただき、クアンナム省における当社の発展に貢献する機会を与えてくださったことに心より感謝申し上げます。」とトゥアン社長は述べました。

SULECOは、クアンナム省の労働者が安心して海外でのキャリアに挑戦できるよう、優遇政策や質の高い情報を提供し、全面的なサポートを約束しています。
「私たちは、クアンナム省の皆様にとって、SULECOが海外進出のベストパートナーとなることを目指しています。5,000人という目標達成に向けて、共に歩んでまいります。」とトゥアン社長は力強く語りました。

SULECOがクアンナム省に代理事務所を開設したことは、同社がクアンナム省の労働力輸出に積極的に貢献する決意を示すものです。

クアンナム省労働・傷病兵・社会福祉局副局長のグエン・クイ・クイ氏は、「SULECOは、2024年と2025年にクアンナム省から300名の労働者を日本の長崎市場に送り出すことを約束しており、これは2025年までの省の労働市場発展に大きく寄与するでしょう」と述べました。

クイ氏は、SULECOに対し、労働力確保のための積極的な情報発信と、特に山岳地帯などの地域への働きかけ強化を要請しました。また、地方自治体に対しては、SULECOの活動を支援するよう呼びかけました。

さらに、クイ氏は、「SULECOには、労働者の出国前後の融資、就業、生活環境などの課題にも積極的に取り組んでいただきたい」と期待を寄せました。

今回の代理事務所開設は、SULECOとクアンナム省の連携をさらに深め、地域経済の活性化と労働者の海外での活躍を促進する上で、重要なマイルストーンとなるでしょう。