海外実習生技術者派遣サービス株式会社(SULECO)は、2023年5月28日、29日の両日、福岡県と広島県で開催された「ベトナムと日本の地域・企業協力連携高度人材セミナー」に積極的に参加いたしました。
福岡会場では、在福岡ベトナム総領事館ヴ・チ・マイ総領事をはじめ、福岡県、九州経済連合会、九州ベトナム商工会議所(VTIK)、九州ベトナム情報技術協会(VITAK)、福岡ベトナム人協会(AVF)など、ベトナムと日本の地方自治体や企業の関係者約135名が参加しました。
セミナーでのヴ・チ・マイ総領事のスピーチでは、グローバル化と第4次産業革命が加速する中、高度人材が経済社会の発展、競争力の強化、そして各国の持続可能な未来を築く上で、極めて重要な役割を果たしていることが強調されました。
福岡のベトナム総領事、ヴ・チ・マイがフォーラムで発言
1992年以降、数十万人ものベトナム人労働者が、技能実習生、看護師・介護士候補者、特定技能、技術者、専門家、通訳といった様々なプログラムを通じて日本で活躍しています。
1981年創業のSULECOは、これまでに1万2千人以上のベトナム人労働者を海外に送り出し、特に日本市場においては、介護、機械、農業、食品、繊維・衣料、建設など幅広い分野で、優良企業との連携を築いてまいりました。
今回のセミナーでは、ベトナムの地方自治体や企業が、高度人材の育成と日本企業との連携を促進するための優遇政策について詳しく紹介されました。SULECOからは、ファム・クオック・タン副社長が登壇し、当社の規模、広範なネットワーク、充実した教育プログラム、そして長年にわたる実績について具体的に説明いたしました。
広島会場では、広島県、中国経済連合会、そして数百社に及ぶ日越企業の代表者が一堂に会しました。
42年以上にわたり、SULECOは介護、特定技能、技能実習、エンジニアといった4つの主要な分野で、質の高い人材育成プログラムを展開してまいりました。日本語教育に加え、総合的なスキルアップのための研修、交流セミナー、学校行事やレクリエーション活動も定期的に開催し、人間力豊かな人材育成に努めています。
また、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型の教育プログラムも提供しており、特にコロナ禍においても、労働者が安心して学習を継続できるよう、柔軟に対応しています。
スレコ副社長ファム・クオック・タンがセミナーで直接共有
ファム・クオック・タン副社長は、セミナーにおいてSULECOの人材育成への情熱を熱く語りました。「ベトナムでは人材育成が非常に重要です。SULECOは、若者の育成に常に力を注ぎ、多くの雇用機会と効果的な研修モデルを提供しています。プログラムの改善・開発にも継続的に取り組み、顧客へのケアとサポートも強化しています。これらがSULECOの強みであり、成長の原動力です。」
セミナーを通じて、SULECOは日本の各県・地域の様々な分野で活動する組合や企業との連携を深めました。介護、食品、農業・漁業、食品加工、電気、機械、建設など、幅広い分野における高度人材の供給能力をアピールし、日本企業の採用ニーズに応えるための具体的な提案を行いました。
セミナーでのその他の画像