スレコとOSJが会談:Kaigo分野での戦略的連携を強化・拡大

国際協力の機会を広げる取り組みの一環として、先日、Sulecoは日本における高齢者介護分野のパイオニアである大阪府社会福祉事業団(OSJ)の代表団を温かくお迎えしました。

スレコとOSJ代表は、自社の能力と規模に関する情報を紹介・共有しました。

本会談は、技能実習(TTS)および特定技能(KNDD)の2大プログラムにおいて、情報共有・方向性確認・連携ニーズを話し合う貴重な機会となりました。

OSJ – 日本におけるKaigo分野の先駆的組織

OSJは、Osaka、Hyogo、Okinawa、Saitama など複数の地域で介護施設・福祉センターを運営しており、インドネシア出身者を中心に100名以上の技能実習生およびKNDD労働者を受け入れています。

しかし近年、Sulecoのような体系的な教育を受けたベトナム人材に対する関心が高まっており、OSJ側もその注目度を明確に示しました。

SulecoのKaigo教育モデルに深い印象

Suleco中等専門学校を訪問したOSJ代表団は、以下の内容を視察・評価しました:

  • 日本の現場を再現したKaigo訓練施設の視察
  • 専門講師および在学中の実習生との意見交換
  • 日本語教育カリキュラムの丁寧な設計、とくに介護現場に特化した会話トレーニング
  • ソフトスキル、職業倫理、共感力、チームワーク意識の育成活動への高評価
視察団は校内を見学し、SULECOの実習生と交流しました。

OSJ代表者は、Kaigo分野において必要不可欠な「専門性・適応力・忍耐力・思いやりの心」をバランスよく育むSulecoのアプローチに強い関心を示しました。

今後の協力に向けた方向性

和やかで前向きな雰囲気の中、以下の点について今後さらに具体的な協議を進めていくことで両者は合意しました:

  • 地域ニーズに応じた候補者の選抜
  • 実務に即した統一的な教育プログラムの構築
  • ベトナムでの訓練から日本での就業・適応までを一貫して支援するサポート体制の強化
交流・懇談会の終了後、視察団は記念撮影を行いました。

Sulecoは、教育の国際水準化を目指し、OSJのような信頼あるパートナーとの連携を通じて、以下を実現してまいります:

  • Kaigo分野における送り出し機関としての信頼性向上
  • ベトナム若者の日本での学習・就労機会の拡大
  • 国際社会で活躍できる「技能・責任・自信」を備えた人材像の確立