2025年4月15日の午後、Suleco(株式会社 労働者・専門家海外派遣サービス)は、日本の有数の小売企業の代表団を本社に迎え、施設見学および協議を行いました。
この訪問は、技能実習生の育成において先駆的な役割を果たしてきたSulecoと、日本全国に広がる販売網を持つパートナー企業との間での戦略的連携の第一歩として、大きな意味を持つものです。

全国展開する小売大手企業――数千件の就職チャンス
今回訪問した日本企業は、東京、神奈川、埼玉、山梨、静岡、島根、鳥取、千葉、茨城などの主要都市および地方に計57店舗以上のスーパーマーケットを運営し、
年間売上は5,800億円を超え、従業員数は3,600名以上にのぼります。
安定した職場環境とプロフェッショナルな運営体制に加え、同社は今後の事業拡大に向けて、国際人材、特にベトナム人技能実習生の採用を積極的に進めています。

ベトナム人実習生に適した職種
これまでの採用実績や運営モデルに基づき、ベトナム人技能実習生が対応可能な主な職種は以下の通りです:
販売スタッフ:接客対応、商品陳列、在庫管理など

レジ担当:会計業務、レジ接客
食品加工スタッフ:肉・魚・野菜などの下処理および調理
倉庫スタッフ:商品の入出庫・棚卸・在庫整理
清掃スタッフ:店舗やバックヤードの清掃・衛生管理
これらの仕事は、勤勉で規律を守り、将来的に日本のサービス業で活躍したいと考える若者に最適な職種です。
Sulecoがつなぐ―教室から職場へ
ミーティングでは、Sulecoが提供する日本語教育、職業スキル訓練、実践的トレーニングプログラムについて紹介されました。
また、代表団は校舎、語学教室、専門訓練クラス、寮施設を視察し、現在渡航準備中のSuleco研修生とも直接交流を行いました。

高評価と長期的なパートナーシップへ
今回の交流は、終始オープンで前向きな雰囲気の中で進められました。
日本企業の代表は、Sulecoの体系的な教育体制、プロフェッショナルな学習環境、そして学生たちの積極的な学びの姿勢を高く評価しました。

特に、実習生との交流では、現場で必要なスキル、日本のマナー、文化、労働環境についてのリアルなアドバイスが共有され、これから渡航を目指す若者たちのモチベーションを大きく高める機会となりました。
意義深い訪問 ― Sulecoの国際的な役割を再確認
今回の面談は、Sulecoが人材育成・供給を担い、日本企業が受け入れ・就業環境の整備を進めるという、今後の継続的な協力関係の確立を両者で確認する場ともなりました。
この訪問は、単なる就労機会の提供にとどまらず、Sulecoが日本の大手企業との連携を通じて、国際人材育成における重要な役割を果たしていることを改めて示すものとなりました。