SULECOはベトナムの看護学生が日本の介護業界にアクセスするための体験活動を推進しています。

介護は、日本で需要が高い職業の一つとして知られており、若い労働者、特にベトナム市場を見据えています。

魅力的な給与、安定した現代的な労働環境に加えて、日本の介護実習生は専門知識をさらに発展させる機会が豊富です。

日本法務省長葉梨康弘氏の発表によると、2022年にベトナムの労働傷病兵社会省長DAO NGOC DUNG様と面会した際、日本政府の方針は外国人技能実習生向けの職業や分野を徐々に拡大することであり、その中でも最優先されるのは介護分野であると述べられました。

この分野で働くためには、優れたコミュニケーションスキル、感情のコントロール、心理的安定性、責任感とストレス耐性が必要です。

介護労働者は、高齢者の生活をサポートし、食事や衛生面、精神的な側面など、生活全般においてより快適に感じられるような役割を果たしています。

SULECOの教育管理・職種訓練部長であるNGUYEN THANH PHUONG TRAMによると、「日本の介護施設で技能実習生になるためには、看護や医学の専門知識を持つだけでなく、日本語能力試験(JLPT)のN4以上の資格を取得する必要があります。看護や医学の専門知識を持たない人にとっても、SULECOは高齢者の介護の基礎級コースを通じて必要なスキルを提供します。」とのことです。

ベトナムで40年以上もの間活動している会社の1つであり、日本のパートナーや監理団体との協力関係を築き上げてきたSULECOは、きちんと設計されたトレーニングプログラムや教育活動に取り組んできました。これにより、日本への就労を希望する労働者をサポートし、言語の習熟度を向上させ、礼儀作法や文化についての知識を最適化し、日本の雇用主からの厳格な要求に応えることができるよう支援しています。

日本の介護業界での若い労働者の需要と知識およびスキルに応じた市場の要求に基づき、SULECOは言語能力や専門知識に関するトレーニングプログラムの実施に加えて、その他の活動にも注力しています。

その中でも、SULECOの「日本での実地介護体験」奨学金プログラムがあります。このプログラムは、ベトナムの看護学生が実際に日本で介護を体験する機会を提供します。SULECOによって約30.000万ドンの費用を全額補助して、看護学生全員が対象となります。

公募開始後90名以上からのベトナムの介護業界や日本全体の介護の重要性についての感想を発表する応募作品を受け取りました。

選考の結果、HONG BANG国際大学、TAY DO大学、SAI GON医薬大学、CAN THO医療大学、およびSULECO専門学校からの7名の優れた応募作品を選出しました。

7名の看護学生は、2023年8月4日から8月8日までの4泊5日の期間、日本での移動、宿泊、食事費が全額負担されます。

日本の大阪、神戸、京都、広島、岡山などの有名な都市や観光地を巡る旅路の中で、各看護学生はSULECOが提携している介護施設での環境や業務内容を直接学び体験する機会が与えられます。また、同じ専門分野の専門家との交流や、現地で働いている技能実習生との経験や知識の共有も行われます。これにより、彼らは将来優れた看護師になるために必要な知識を蓄積し、成長することができます。

SULECO専門学校の校長、PHAM QUOC THANGは次のように述べています。「この実地介護体験を通じて、7名の看護学生が日本の介護業界に関する貴重な教訓と有益な知識を獲得し、自身の情熱に役立てることを期待しています。SULECOは、全国の学生や生徒を対象に、今後も有益な活動を続けて提供していく予定です。」